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少女時代商法がAKB商法を打ち破る [少女時代]

23日に発売されたK-POPガールズグループ・少女時代の
ベストアルバム『THE BEST』(ユニバーサルミュージック)が、
発売当日に3万7,104枚を売り上げ、
オリコンデイリーランキング1位を獲得した。

K-POPブームの終焉が叫ばれる中、
さすがのチャートアクションといえるが、
一方でそのセールス手法がエゲツないと、
悪評プンプンなのだ。

「今回のアルバムはさまざまな種類が発売されていて、
熱心なファンほど多く買わなければならない仕組みに
なっているのです。
AKB48やEXILEも真っ青の“ボッタクリ商法”ですね」(音楽ライター)

新作アルバムは9人の各メンバーがジャケットになった
Music Cardが9種(各1,998円)、
さらにメンバー別ジャケットMusic Card9種類まとめ買い+特典付き
(1万8,652円)、CD+DVD初回限定盤(5,530円)、
CD完全生産限定コンプリート盤(1万3,630円)、
Music Card9種+特典付き+CD初回限定盤(2万3,350円)、
Music Card9種+特典付き+CD完全生産限定コンプリート盤(
3万910円)と、実に14種類も発売されている。
このうち「CD完全生産限定コンプリート盤」は、
すでに予約完売となっている。

「つまり、これから『CD完全生産限定コンプリート盤』が
欲しい熱心なファンは、3万円以上する
『Music Card9種+特典付き+CD完全生産限定コンプリート盤』
を買わざるを得なくなるわけです。
しかも、売上枚数としては、
Music Card9枚+CD1枚の計10枚でカウントされるというのだから、
とんだ“水増し”です」(同)

まさに、売り上げを粉飾するためにはなりふり構わずといった体である。

だが、考えてみれば、前作『LOVE & PEACE』の発売時にも、
アルバム購入者のうち3万人も無料ライブに招待
するという“特典”で、なんとか売り上げを維持したという過去がある。

ブームの終焉を糊塗するために、さらにその手口は
エスカレートしそうだ。



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